性格の分類方法にビッグ・ファイブ理論がある。
人間の性格は5つの要素の組み合わせで構成されるという理論。
要素には「外向性・調和性・誠実性・神経性傾向・開放性」がある。
それぞれの要素が有り/無しの2種類でも、32種類の性格に分類される。
それぞれの要素が6段階(6種類)あるとしたら、サイコロのようなもので、
5種類のサイコロを振ったときの組み合わせとなる。
サイコロはそれぞれの面が出る確率は1/6だが、性格の場合は中央付近がでやすく
極端に偏りをもつ要素で構成される性格を持つ人は少なくなると思う。
同じような性格に分類される人が多いので、おおよそ考え方も想定するが、
まれに想定外の考えに遭遇する。
ただ、多数決のように選ばせて決めるシステムなので、
多数の人格があっても想定外は起こらない。(所詮、10種類ぐらいのちがい)